賃貸の空室対策リフォーム事例【洗面所】

入居者募集を開始してから少し期間が経っている部屋について、大家さんから相談あり。
募集に効果があって比較的安価な設備のグレードアップはないかとの事で、洗面台の混合水栓をシングルレバー混合水栓に交換しました。
まず内見時の見た目が格段に良くなり、実際に入居後の便利さについても、両手を使わず片手で温度調整や水量調整ができて非常に便利です。

60㎡台の2ＬＤＫの部屋に元々幅600mmの洗面台が付いていました。
2～3人が住むような部屋の広さに対して洗面化粧台が小さかったので、次の募集に向けて幅750mmの洗面化粧台に交換しました。
手洗い部分が広くなり、裏に収納がある三面鏡が付き、吐水部分が伸びてハンドシャワーのように使えたりできるので、生活の利便性がかなり向上しました。

築年数の古い建物だと、当時の洗濯機が置けるくらいの位置に水栓が付いている時があります。
この洗濯機置場に、今主流の縦型洗濯機やドラム式洗濯機を置こうとすると、物によっては水栓が洗濯機に当たって置けない場合もあります。
それによってこの部屋が検討候補から外れないように、水栓の位置を上に移設しました。
床から120㎝以上の位置に水栓があれば大体の洗濯機は置けると思います。

約6年入居していた部屋の洗面所床のCF（クッションフロア）は凹み跡や劣化が目立っていたので、新しいCF（クッションフロア）に貼り換えました。

部屋が全体的に無難な内装だったので、この部分だけインパクト強めの柄を選びアクセントになるようにしてみました。